「データサイエンティスト就活で時期別に何をすればいいのかわからない」
「研究と両立させるためにざっくりとした全体スケジュールを知りたい」
そんな方のための記事です。
データサイエンティスト就活におけるざっくりとしたスケジュールをお伝えいたします。以下で説明するのは大学3年生または大学院1年生の5月頃を想定した動き方です。
5月:ざっくりとした志望業界や企業の設定
この時点ではざっくりとした仮説でいいので志望業界や企業を狭めておきます。
自分が興味があるのはどの業界なのか明らかにしておくことでサマーインターンシップ応募の時点で迷わなくてすみます。
基礎的なデータサイエンティストの職種に関する知識もこの時点で仕入れておきましょう。例えばデータアナリストと機械学習エンジニアの違いやそれぞれの必要スキルに関しては最低限理解しておく必要があります。
冬以降にこれらの区別ができない状態では間違った求人に応募してしまい入社後のミスマッチが生じる可能性が高くなるので注意しましょう。
業界や職種の軸で大体の方向性を定めるのがこの時期です。あくまで仮説ですので後々変わるようなことがあっても問題はありません。仮説を持っていた方がサマーインターンシップを通しての学びをたくさん得ることができたり社員に適切な質問をぶつけることが可能なのでこの時点である程度の仮説を持っておくことが大事なのです。
6-8月:サマーインターンシップ
6月になるとデータサイエンティスト就活生は本格的に動き始める人が多いかと思います。というのもサマーインターンシップの応募が始まるからです。6月の上旬に応募を締め切る企業もあるので注意をしてください。
応募
サマーインターンシップの応募では企業ごとのホームページを見てインターンシップの開催情報をまず見つけるところから始まります。自分の行きたい業界の希望職種について参加できるインターンシップが開催されているのかを確認しましょう。
大学院を卒業していないといけないインターンシップや扱えるプログラミング言語によっては参加できないインターンシップがあるので自分が参加条件を満たしているのかも合わせて確認します。
その上で応募する企業をリストアップしてエクセルやnotionでまとめておきましょう。応募する数としては10社ほどは応募することをおすすめします。例えばメルカリやLINEなどの人気企業のインターンシップは3名ほどの採用者に対して数十名の応募が押し寄せられると言われています。
数打ちゃ当たるの精神も少しは必要です。
選考
インターンシップの選考が始まるのは6月中旬頃です。企業にもよりますがインターンシップの面接時点で3回ほど面接があるのが平均的です。
合わせてウェブテストや技術面接もあるのでこの時点で対策をしっかりとしておきましょう。
参加
参加できた企業数によって今後の有利さが変わってきます。あまり参加できなかった人も9月以降の対策次第で挽回することが可能ですのでまだ諦めないでください。
インターンシップの中で評価を得られた場合は本選考の一部免除もあります。1ヶ月ほどの長いインターンも多いですが全力で乗り切りましょう。
9月:秋以降の計画を立てる
サマーインターンシップも終わって一段落するのがこの頃です。ここまではサマーインターンシップに参加することと成果を出すことに注力してきましたがここからは長期計画を立てて本選考までに爪を研ぐ必要があります。
自己分析
サマーインターンや説明会で参加した企業についてどこの部分に魅力を感じたのか言語化して、自分の好みや得意分野を明確にしましょう。必要に応じて過去の体験やガクチカからも自分の個性を見いだし、就活全体の方針に反映させましょう。
面接対策
データサイエンティストの新卒就活において対策しなければいけない面接は通常の面接に加えて技術面接です。技術面接では研究の内容やトレンドの技術について質問をされます。やることが多くて大変ですがデータサイエンティストの内定者や現役のデータサイエンティストからの意見を聞けると一番効率的に対策ができます。
業界研究
データサイエンティストの就活の特徴として多くの業界を受ける人が多いということが挙げられます。例えば金融業界とヘルスケア業界と不動産業界を併願する人は普通はほぼいません。しかしデータサイエンスという職種軸で就活を進めているのでこういった他業界の併願をする人はとても多いです。
業界研究には普通の就活よりも多くの時間を費やす必要があるので早めに始める必要があります。通常の業界研究に加えてデータサイエンティストとして働きやすい環境かどうかなど特有の要素についてしっかりと研究をしましょう。
志望企業の優先度づけ
業界研究の結果を踏まえて志望企業に順位付けをします。
ウィンターインターンシップ以降は予定が重なることも増えるため秋時点で優先度を決めておくのです。これによって後々迷わないで済むようになります。もしこの時点で志望順位が明確にならない場合はインターンシップでどんな情報を得たいのか前もって言語化しておき、実際に会社の人に会った時に逆質問をするチャンスを逃さないようにしましょう。ウィンターインターンシップ以降はこういった自分のやりたいことを熟考する機会はほぼなくなると言っても過言ではありません。ゆっくりと就活のことについて考えられるのはこの秋の時期までだと思ってください。。
12-2月:ウィンターインターンシップ
サマーインターンシップ同様に応募と選考対策と参加をします。
この時点まで来るとだいたいの自分の想定到達点が分かってくるかと思います。
一部の人は内定を獲得し始めます。また超優秀層は秋時点でもう内定を獲得して就活市場からいなくなります。サマーとは全く違った雰囲気の中で緊張感のあるインターンシップに参加することになります。
3-5月:本選考
いよいよ本選考が始まるのがこの時期です。
選考フローとしてはインターンシップとそこまで変わりはありません。ESを出した後には数回の面接があり別途コーディングテストか技術面接が挟まれるケースが多いです。コーディングテストについては以下の記事を参照してください。
コンサル企業の場合はケース面接やフェルミ推定が入ることもあります。自分の志望企業の本選考のフロアについては早めに把握をしておき秋のうちに対策をするのが必要です。
全体像を把握して早めのスタートを
早めのタイミングで就活のタイムスケジュールを把握することで、無駄のない就活が可能になります。今回ご紹介した全体感をもとにして、気になる部分を深掘りしましょう。就活のフェーズごとのtodoについてはこのサイトの他の記事もぜひ参照してみてください!