データサイエンティスト新卒就活はサマーインターンシップ・ウィンターインターンシップに参加すべきか

「データサイエンティストの就活はいつから始めればいいのかわからない」

「インターンシップには参加すべき?」

そんな質問をよくいただくのでこの記事で回答します。

インターンシップは参加すべし

結論から言うとサマーインターンシップから積極的に参加すべきです。以下でその理由を説明していきます。

データサイエンティスト就活の過熱

データサイエンティスト志望の学生は動き始めが早い傾向にあります。特に近年はそれが顕著です。データサイエンティストという職業自体が近年就職先としてかなり人気なため、「絶対にデータサイエンティストになりたい」と考える人が多いのです。

データサイエンス系の大学院が新設され卒業生が大量に排出されるなど、データサイエンティスト人材として就職したい学生はますます増加しています。

そんな中で競争を勝ち抜くためにはなるべく早く就活に参加することが必須なのです。

インターンシップ重視度の上昇

採用側の企業もインターンシップを重視する流れに変わってきています。今まではインターンシップの重要性はそこまで高くなかったのですが、インターンシップ経由でそのまま本選考への免除ルートがゲットできるなど直接的に採用に響いているのがここ最近です。

実際夏時点でインターンシップに参加することすら難しいほどにデータサイエンティスト志望者は早めに動き出しています。

どこに参加すべきか

ではどこのインターンシップに参加すればいいのでしょうか。

各々の思考によって異なることは前提ですが、データサイエンティスト界でヒエラルキーの高い企業から順に受けていくのが定石かと思います。

ヒエラルキーと言うと漠然とした表現ですが多くの人の認めるところで言うとアクセンチュアやブレインパッドといった企業は間違いなくデータサイエンティスト界で上位に位置する企業です。

またメガベンチャー系も高い倍率をインターン時点で誇っています。こういった企業にまずは応募してみてそれが通らないようであればもう少しレベルの低い企業も含めてインターンシップ応募してみるのが良いでしょう。

総合職インターンは参加すべきか

データサイエンティスト志望者からよく聞く悩みとして総合職のインターンシップには参加するべきかというものがあります。ここでいう総合職とはデータサイエンティスト職ではなく一般的な入社と同じルートを指します。

結論その企業の志望度が高ければ行くべきです。企業によってはデータサイエンティスト専門のインターンシップを開催していないけれども本選考ではデータサイエンティスト採用をしているところがあります。

こういった企業への応募する際には総合職であってもインターンシップに参加していることがプラスに働くことが多くあります。

ただしデータサイエンティストのインターンシップは職種別の場合は1ヶ月間の職業体験型インターンシップになることが多いです。こういったインターンシップに受かることができればそこに8月9月はほぼフルコミットすることになると思うので総合職インターンシップに参加する余裕はないでしょう。

あくまで滑り止めとして総合職インターンシップで志望度の高い企業に応募するというのが選択肢に入ると思います。

サマーインターンシップに参加しなくても良いか

夏前によく聞かれる質問としてサマーインターンシップに参加しなくても良いかというものがあります。回答としてはそれで就活を乗り切ることもできるかもしれませんが乗り切れる確率は低くなるというものです。

ウィンターはサマーに比べて大学が休みになる期間が短い大学が多いでしょう。また就活の直前期となるため何かしらの課題や他の就活生と比べて自分に足りないものに気づいたとしても時すでに遅しであることが多いです。

毎年サマーインターンシップに参加しておけばよかったと嘆く学生がとても多いです。もちろんサマーインターンシップに参加せずとも入念に計画を立てて後悔のない就活をできる人はたくさんいます。しかし毎年状況が変化するデータサイエンティスト就活においてサマーインターンシップに参加した方がその年の就活におけるレベル感や自分の立ち位置についてリアリティを持って体感することができるため、基本的にはサマーインターンシップに参加することをおすすめしています。

何社参加すればいいか

ではサマーインターンシップには何社参加すればいいのでしょうか。

データサイエンティストの就活でよくあるような1ヶ月間のインターンシップにもし1つでも参加できる場合はそれだけでもいいと思います。むしろ他のインターンシップに参加することが困難であるケースが多いです。

一方で数日間のインターンシップにたくさんの会社参加するパターンもあります。こちらのケースでは5社から10社ほど参加する人が多いです。

もちろん3社だけ参加するような人もいますが、期間が短い分たくさんの会社に参加しなければ十分な経験を積むことができません。程度問題でありその人によるところでもありますがデータサイエンティスト新卒就活の目安感として参考になれば幸いです。

インターンシップは大事

この記事で一貫して述べていますがインターンシップはとても大事です。特に専門職の就活においてはインターンシップでほとんど決まってしまうという企業も多いです。

就活はすでにサマーインターンから始まっていると思って入念な対策をした上で志望企業のインターンに受かれるように全力を尽くしましょう。

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