「データサイエンティストのインターンシップに参加することになったけれど内容がわからない」
「インターンシップ参加前に準備しておくべきことはある?」
そんなお悩みをよくいただくので説明いたします。
なおこの記事の中でいうインターンシップとは、ベンチャー企業などでの数ヶ月間にわたる実務をさすのではなく、志望企業で夏または冬に開催されている1ヶ月以下の期間のインターンシップを指します。データサイエンティストの就活においてこの両者は混合されがちなのであらかじめ明記しておきます。
企業側からすると採用活動の一環として行われがちなのがこちらのタイプのインターンシップです。ベンチャーから大手まで様々な企業において開催されていて近年さらに活発になっています。
インターンシップの重要性
データサイエンティストの就活においてインターンシップはとても大事です。本選考から頑張るのでは遅いことが多いです。夏時点でしっかりとインターンシップに向けた準備をしておきこの時点で先行対策もある程度済んでいる状態が理想的です。
「インターンシップに参加すべきか」という内容についてはこちらの記事で解説しているので合わせて見てみてください。
今回はインターンシップの内容をメインの話なのでインターンシップの重要性についてはこのぐらいにしておきます。
DSインターンシップの変遷
データサイエンティストのインターンシップはここ最近始まったものです。そもそもデータサイエンティストの新卒採用が活発化してきたのも2020年頃からです。なので以前の開催情報を調べてもなかなかネット検索でヒットしないのは必然です。それだけ他の職種に比べて歴史が浅いのです。
初期はデータサイエンティスト人材が社内にいない会社が多いこともあり、専門性のあるインターンシップというよりはデータサイエンティスト体験といったゆるい内容のインターンシップが多い印象でした。しかしここ最近になって企業側もインターンシップ開催のノウハウが溜まってきて、高度な分析ができるような本格的なデータ分析インターンシップが開催されることも多くなってきました。
なので必ずインターンシップについての情報を収集をする時は歳の近い先輩に聞くようにしましょう。できれば直近の内定者がベストです。
どんな内容なのか
ではインターンシップはどのような内容なのでしょうか。短期インターンシップの中にもいくつかのタイプがあります。期間別に解説します。
1day
1dayのインターンシップは企業説明会のような形式が多いです。インターンシップと言いつつそこまで本格的な業務は行いません。ワークを行うにしても本格的なデータを扱うことはあまりなくアイデア出しやグループワークを楽しむような形が多いです。
例えばデータ分析系でよくあるお題としてはその企業のビジネスをデータを使って良くするアイデアを出し合って発表するといったものです。この場合は3時間ほど議論を交わした後でスライドを用いてグループごとに発表をする形が多いです。企業によってはここから優遇は得られることもありますが開催期間が短いのと一人一人に目が行き届かない開催形式のため優遇につながるパターンは比較的少ないです。
3-5day
数日間行われるタイプのインターンシップはインプットの時間とアウトプットの時間が分けられることが多いです。前半は会社説明会やデータサイエンティスト業務についてのインプットが行われます。スライドを用いてセミナー形式での受講が多いです。現役社員の人に話を聞くことができる機会なので企業理解を深めるために非常に役立ちます。
志望度の高い企業の場合は積極的に質問をするなどしてこの機会に疑問を解消しましょう。
後半はグループワーク形式でアウトプット中心になることが多いです。簡単なデータが与えられてそれを5人程度のグループになって分析しスライドで発表するというものです。ワンデーのインターンに比べるとしっかりとしたデータが与えられて実務に近い分析となります。とはいえ実務に比べるとだいぶ扱いやすいデータであり仮説を立てるのも簡単なことが多いです。長期インターンシップ経験者にとってはそこまで難しくもないでしょう。
ここでしっかりとした分析をしてスライドを用いて発表をすることでインターンシップを通しての本選考への優遇がされることも多いです。
1month
1ヶ月間のインターンはここ最近で増えました。というのも就活ルールの変更によって1ヶ月間のインターンシップを本選考に取り入れることは法律的にオッケーになったからです。企業側は優秀な人材の早期獲得のためにこの機会を設けてくれています。
応募者が多いことと可能な受け入れ数が少ないことからこの選考はかなり難しくなることが想定されます。インターンシップの選考難易度は一般的に期間が長くなるほどに高くなります。受け入れ者数の少なさと比例してくるからです。
1ヶ月間のインターンシップで扱わないようはほぼ実務そのままとなります。もちろん社内調整などの本格的なビジネスマン向けの内容は省かれることが多いです。ぶっちゃけそんなことをやらせたら誰も志望者が来なくなるんじゃないかとデータサイエンティスト目線では思います。職務体験型とは言いつつキラキラした面を見せてくれるということは認識しておいた方がいいでしょう。
1ヶ月間の就業型なので他のタイプのインターンシップに比べるとかなり細部までその企業への理解が深まります。また採用にはほぼ直結します。まず夏時点で目指すところは志望企業において1ヶ月間のインターンシップに参加することです。面接通過率によって秋以降の動きを変えていくことになります。
準備することは?
ではどのような準備を行えば良いのでしょうか。インターンシップの選考は近年激化しており簡単には受かりません。結論としてはデータサイエンスの実績がわかるような結果を出しておくことです。合わせて面接対策や企業理解など実際の選考を通過するぐらいのレベルで用意しておく必要もあります。
実績作りについては以下の記事をご覧ください。
資格試験に走る人も多いですが、kaggleの方がおすすめです。詳しくは以下の記事をご覧ください。
インターンシップに参加することは簡単ではないですが、参加することによって早期選考に乗ることができるなどメリットがあります。是非積極的に参加をしましょう。