データサイエンティスト新卒就活の技術面接対策方法

「データサイエンティストの技術面接ってどんな内容?」

「どんな対策が必要?」

そんなお悩みをよくいただくので解説します。

データサイエンティスト新卒就活における技術面接とは

データサイエンティストを目指して新卒就活をしていると技術面接にぶち当たることがあります。データサイエンティストの職種別採用を行うほとんどの企業ではコーディングテストか技術面接のどちらかを課しています。これは入社時点である程度のデータサイエンスの素養があることを確認するために用いられます。

職種別採用の場合は入社時点で即戦力が求められることも多いので入念な対策が必要とされます。

しかしネット上には技術面接に関する情報はほとんどありません。もし情報があったとしても一般的なエンジニア職の技術面接の内容でありデータサイエンス色の技術面接の内容はほぼありません。これはデータサイエンティスト新卒採用が近年始まったものであるためまだネット上に情報が出るほど十分な歴史がないからです。毎年DS就活をする母数自体が少ないことも原因です。

想定される質問内容と対策方法

過去何年かデータサイエンティスト就活を見てきて技術面接の相談もたくさん乗ってきました。そんな中でよくある質問内容だと感じたものをいくつかあげます。

研究に関すること

まず研究に関する質問はとても多いです。特に情報系やデータサイエンス系の研究をしている人はほぼ間違いなくそのことを聞かれます。

対策方法としては研究の内容について知識がゼロの人でもわかるように説明できるようにしましょう。普段の研究室の環境においては相手が自分の研究内容を知っている人でありかつ近い分野の専門性がある人であることが多いです。ここでの説明をベースにして考えてしまうと全く知識のない人に対して説明が分かりにくいと思われてしまう可能性があります。

そしてデータサイエンティストの採用基準の1つに分かりやすい説明ができるということがあります。これはデータサイエンティストという職業柄専門的なことを扱うのですがビジネス系の人と協力して仕事を進める上で意思疎通を図ることが必須だからです。そして難しい専門用語を使うようなデータサイエンティストはビジネス系の人をうまく巻き込むことができず会社の中でうまく価値を出せないことになりがちです。

研究内容の高度さをアピールしようとする人が多いのですがどちらかというと相手に対して伝わりやすいように噛み砕いて説明することを考えるといいでしょう。

そのための練習として自分の研究内容について詳しくない人に説明をしてみて違和感がないかどうか確認してもらうと良いでしょう。

データサイエンス関連の簡単な知識

研究内容とは関係なくともデータサイエンス関連の簡単な知識を問われることはよくあります。例えばディープラーニング系の用語であったり基礎的な統計の公式について問われることがあります。データサイエンティストを用いて基礎的な勉強をしていれば問題ないことが多いですが、しばらく研究に没頭していて幅広い勉強をしていない人は知識の抜け漏れがないかあらかじめ確認しておき軽く復習しておくと良いでしょう。

もし文系学部卒の方でこういったことを勉強していない人がいれば市販の本でいいので知識を入れておくことをお勧めいたします。理系の大学院卒の人に比べてすでに経歴でビハインドを持っている状態なのでせめて技術面接におけるこういった質問には完璧に答えられるようにしたいところです。

業界研究や会社研究との結びつけ

多くの人がつまずくのはここのポイントだと思っています。

自分の研究内容やデータサイエンスの学問的な領域だけではなくビジネスとの結びつけについて聞かれるのです。

例えばこの会社の事業に対してデータサイエンスの課題を指摘して解決案を述べてくださいと言ったものです。これは実際に2023年のサマーインターンシップ選考で有名企業で問われた問題です。

この質問の難しいところは技術的なことだけをマスターしていても答えることができないことです。会社の業務内容についてきちんと理解してビジネスの現状を把握しさらに問題点まで指摘できるぐらいでないとすらすら回答を述べることはできません。サマーインターンに応募する時点で企業研究についてもある程度しておいてねという企業がわからのメッセージが感じられます。

早いうちから自分の身につけた技術が社会でどう生かされているのかについて関心を持ちインプットする姿勢が本番では生きてきます。単純に答えればいいというわけではなく面接官からのツッコミが入ることもあるので業界研究とデータサイエンスという両面からビジネスを語れるようになっておきましょう。

対策方法について補足

データサイエンティスト新卒就活における技術面接はかなり高いウェイトを占めています。コーディングテストと違うところはその場で瞬発的に答えを返さなければいけないところです。

そして多くの人は難しく答えようとしすぎたり一度の説明量が多くなりすぎたりして面接官を混乱させてしまいます。知識を入れることはもちろんですが人に伝えるという部分について入念な対策が必要です。

普段研究をしていたり長期のインターンシップをしているだけでは気づかないような視点が面接官からすると非常に大事だったりします。一般的な面接とは違う技術面接ですが、ちゃんと対策を行っていくことで通過率を高めることが可能なので是非頑張ってください。

企業によって質問の系統が異なるので過去問を調べておくのも大事です。想定される質問についてはエクセルなどで回答をまとめておきその場で瞬時に出てくるようにしましょう。

タイトルとURLをコピーしました